波照間ビバーク[02]






つれづれなるままに、旅日記。



1日目の続き。




離島桟橋。
離島に行くための船が出る港。
石垣に着いて早々に波照間島行きの船に。

チケットを買い、店を出た所で地元のおじさんに声をかけられる。
いきなり、「おいっ!」って。
そして、今日は船がものすごく揺れるぞと脅される。






さよーならー。
石垣じま〜






まだ、港の中。
波照間行きの高速船はものすごく揺れることで有名らしい。
外洋に出るので、波の高い日はお尻が中に浮くだとか・・・。
台風接近の海で心配してたけど、思ったより全然揺れへんかった。
ある意味、期待はずれ。

でも、スピードは速いっ。
ものすごいとばしてる。






おばちゃんたちは、寝てる。
また、堂々と。






小一時間船に揺られて、日本最南端の有人島、波照間島に到着。
港には、人がいっぱい。






民宿に着くやいなや、自転車を借りて飛び出した!
5時について、6時にごはん。
しかも、なんやかんやで既に15分くらい。
いそげ〜。




目指すは日本最南端の碑
ひたすらこんな道。
小さな島といえども、3キロほどあるのでなかなか大変。
行きは下り坂。
さとうきび畑やら牧草地やら。






でも、ちょこちょこ遠くに海がみえる。
近くなる気配もなく・・・。






遠く続く道や景色に感動する間もなく、
猛スピードで駆け抜ける。

ガイドマップとかには、「時間の止まった島」みたいな感じで書かれてたりするけど、
晩飯の6時には戻らなきゃならない。
ものすごく、せわしない。


たどり着けるのか不安にもなってくる・・・。






おっ!
途中、こんなのもいた。
山羊やら牛やら、そこいらにおった。






そして、ここをぬけると・・・・






ついたー






しかも、大波。
もう少し先にいた人の数倍はあった。
飲み込まれないか心配になるくらい。

一時間に一回くらいの割合で、ものすごい大波がくるらしい。
ちょうど見れてラッキー。






この先は、フィリピン。
そして、右を向けば台湾。
もうここは、外国です。
日本語が通じるのが不思議なくらい。

実はこの時、5時40分。
さすが日本の西の端。(最西端ではないけど)
時差を感じるね。
日差しもきつい。
なんたって、北回帰線の真下ですから。






「日本最南端平和の碑」
ゆっくり見てる余裕なんてありませ〜ん。
さぁ、急げ!
晩御飯が待っている。
今来た道を帰らねば。
しかも、帰りは上り坂。

波照間島はかなり「きつい」思い出しか・・・。






晩御飯になんとか間に合った。
その後、集落を散歩。
波照間島には発電所が。
風力発電もやってマス。






その夜・・・。

天の川です!!!
さすが孤島。
余計な光が全然無いので、あふれんばかりの星空。
デジカメ、15秒露出でこんなに(天の川まで)写るんだから、相当すごかった。

北極星は低く、さそり座は高く、南に来たことを実感。
ちょうどこの時期、南十字星が見れないのが残念でしかたない。






こんなきれいな星空は始めて。
天然のプラネタリウム。
天の川の濃淡がしっかりと見えるなんて。

本来、これだけ見えてるはずなのに町の明かりで見えなくなってるというのも悲しい話です・・・。


おそらく今日は、人生で「一番たくさん移動した日」。
そして、23最後の夜。



初日終了。


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